修了生の声

岩船泰士さん(税理士)

プロフィール

  • 2013年4月LEC会計大学院入学 2015年3月修了
  • 修士論文テーマ「「生活に通常必要な動産」と「生活に通常必要でない資産」の範囲−生活資産から生じた資産損失の取扱いに注目して−」
  • 2015年5月税理士試験税法科目免除認定後、税理士登録

岩船泰士さん

学生も先生も本気、そこがLEC会計大学院の醍醐味

会計大学院への進学を検討するにあたっては、教員の指導内容が関心事のひとつにあがるのではないでしょうか。LEC会計大学院には数々の特色がありますがその中でも指導の魅力に焦点をあててみたいと思います。大学院への進学を検討していただくにあたり、社会人学生であった私の経験談が何らかの参考になれば幸いです。
LEC会計大学院における指導の魅力は、大きくふたつあります。ひとつは、授業における理論と実践の融合。もうひとつは、厳しくも温かい親身な論文指導です。

現場を知らない者に経営助言はできないと痛感

まずひとつ目の授業について。LEC会計大学院では、気鋭の研究者と老練な実務家が衝突しあうことなく互いに補完し合っています。理論と実践がうまく連動し、調和のとれた融合をしているのです。したがって、授業は共感・理解しやすく、議論も活発です。学んだ翌日に実務で使える話題も豊富です。
また、最近では管理会計の重要性が指摘されています。しかし、実務に即した管理会計を学べる機会は、そうそう得られません。私は、管理会計系の授業の一環として工場見学に参加しました。そして、現場を見ることがいかに大切であるかを体感しました。税理士の業務は、デスクワークが中心です。現場を見る機会は、なかなかありません。私は、当大学院で学んだことで、現場を知らない者に経営助言などできるわけがないことを痛感しました。

厳しい指導。ただ真剣に努力する者には必ず手を差し伸べてくれる

次に論文指導ですが、正直厳しいです。甘えを出せば振り落とされます。しかし、これは当然かもしれません。2年間という限られた時間の中で、仕事をし、授業の単位をとりながら、5万字以上の、しかも国税審議会に確実に認められる水準の論文を仕上げるのですから。それに、ただ厳しいだけではありません。先生方は、真剣に努力する者に対して必ず手を差し伸べてくれます。
論文執筆は、ある程度進捗すると必ず自分の論理展開に欠陥が見つかります。その欠陥に対して如何に素早く的確に対処できるかで、その後の論文執筆の進捗に大きな差が出てきます。読者に自分の意図を正確に伝えるため、正しい日本語を使うことも非常に重要です。
私の主査を担当してくださった先生は、執筆者である私自身よりもはるかに早く、論理の欠陥を見出してくれました。そして、いつもさりげなく助言をしてくれました。私は、助言をいただいたその時には全く気付けなかったのですが、後になってその助言に何度も救われました。また、副査の先生には、それこそ涙の乾く暇もないほど何度も何度も文章校正を受けました。しかし、そのおかげで私の独りよがりの文章は読者に伝わる文章へと昇華しました。
論文が完成した時、国税審議会で落とされる心配は微塵もありませんでした。
他の先生方にも数多くの助言や激励をいただきました。先生方には、今でも心から感謝しています。

在学中の二年間は、本当に大変でした。でも、終わってみると少し名残惜しい気もするから不思議です。こうした名残惜しさが、先生方も学生自身も本気だからこそ味わえるLEC会計大学院の醍醐味なのかもしれません。