修了生の声

大美賀功貴さん

プロフィール

  • 税理士
  • 大美賀功貴税理士事務所所長

税理士までの道のり

  • 1997年12月 税理士試験簿記論 合格
  • 1998年4月 地元群馬県の会計事務所に就職
  • 2003年4月 上京後、会計事務所に就職(約11年間勤務)
  • 2003年12月 税理士試験財務諸表論 合格
  • 2005年12月 税理士試験消費税法 合格
  • 2008年10月 2級ファイナンシャル・プランニング技能士 合格
  • 2009年10月 宅地建物取引主任者 合格
  • 2010年1月 貸金業務取扱主任者 合格
  • 2012年4月 LEC会計大学院入学
  • 2014年3月 LEC会計大学院修了
  • 2014年5月 税理士試験税法2科目免除認定
  • 2014年7月 税理士登録
  • 2014年7月 大美賀功貴税理士事務所開業

大美賀功貴さん

得意な簿記を活かして「プロ」になりたい 税理士資格との出会い

小さい頃から野球をやっていて、野球の強豪校に進学したいという理由で、地元の商業高校を選びました。とにかく野球漬けの3年間でしたね。商業高校だったので、簿記の授業があり、それが結構得意だったんです。3年の夏の大会が終わり、卒業後の進路を考えた時に、なんらかの「プロ」になりたいと思いました。得意な簿記を活かせないかと「経理のプロ」の道を調べてみたら「税理士」にたどり着きました。その後、すぐに簿記論に合格。税理士になりたい、という気持ちが大きくなりました。

一度は地元の会計事務所に勤めたのですが、税理士試験の受験を続けるにしても仕事をしていく上でもやはり東京がいいと考え上京しました。それから開業するまでの11年間、事務所を変えることなく1つの会計事務所で経験を積みました。資格を取得したら開業したい、という気持ちは最初から持っていたのですが、所長もバックアップしてくれ、独立の際には、自分が担当していたお客様は全て引き継がせていただきました。お世話になった所長との出会いには本当に感謝しています。

子供の誕生をきっかけに大学院への進学を決断

大学院進学を具体的に決断したのは、子供が生まれることがきっかけです。いつまでも受験を続けてはいられない、早く資格取得をしたいという気持ちでした。

同期入学の中に、自分と同様、ちょうど子供が生まれたばかりという、同じ境遇の仲間がいて、共に学生同士の飲み会などに参加できるような環境ではなかったので、特に入学初年度はその友人とお互い支え合って頑張りました。逆に修了した後のほうが、いろいろな会合でLEC会計大学院出身の方と出会ったり、いろいろ相談しあったり、交流が広がっています。

論文作成で鍛えられた文章能力 根幹となる税法は知識が深まり対応力が増したと実感

修士論文の指導ではとにかくダメ出しをされましたね(笑)ダメ出しされたところを直しても更にまたダメ出しをされて…。先生の言うとおりに直したのになぜダメなんだろう、と最初は反発心がありました。ただ、「なぜダメなのか」ということを、だんだん自分なりに考えていけるようになると、先生がダメ出しをする理由もわかるようになり、少しずつスムーズに進めていけるようになります。

そこにたどり着くまでは結構悶々としていましたね。子供が生まれて、3年目は許されない、絶対に2年で修了するんだ、ということは常に考えていました。

大学院の授業は、ほとんどの科目、勉強してよかったなと思います。幅広い分野を学べたことで、自分の中の得意不得意というのが分かるようになり、この分野は自分の強みとしてやっていこう、逆にこの分野は他の人に任せたほうがいいな、という判断がつきます。特に税理士の根幹である税法に関しては、知識が深まり、対応力が増しました。また大学院を経たことで格段に違うなと感じるのは文章能力です。税務署宛に自分の考えを書面にまとめて提出する際に、税理士試験受験だけで資格をとっていたら今のような文章はとても書けなかったと思いますし、伝える力が弱かったと思います。それから、条文をどう読めば良いか、通達をどう解釈すれば良いかという面は、大学院で論文を書いたことで断然身につきました。

お客様の対応は自分自身で、が信条 地方の現場も全て足を運ぶ

開業後は、資産税を取り扱うことが多いです。なかなか経験がないと対応が難しい分野ですが、幸い、事務所勤務の時から資産税は多く取り扱っていましたので。

相続案件で言うと、例えば、地方から出てきて今東京にいて、その方の両親はもう亡くなっていて、長男だという場合、地元の土地を相続していることが多いんですね。その方が亡くなると、財産としては地方の財産も評価しなければならない。現地を見ないで評価するわけにはいかないので、地方に行きます。今はネット上で何でも情報は得られるので、あまり現地まで行く税理士は多くないようですが、自分は全て自分の目で見ます。ネット上で見るのと、行って見るのでは全然イメージが違っていたということはよくあることですので。

大変なのは、親が亡くなった時、相続税を払うほどでもないので相続の登記自体をしていなかったという場合、つまり、その当時、誰が相続したかが決まっていないとなると、東京にいる方が亡くなっても、少し持分をもっているという状態になってしまうんですね。それをどうにか動かそうとすると、その時の相続人を探さなければいけなくなり、その前の代から続いていることも地方は結構あるので、20人くらいの全員にはんこをもらわないと財産を動かせないということもあります。価値があまり高くはないので、皆さんいらないとおっしゃるんですが、税理士としては、最終的に誰の名義なのかということを正確にしなければいけないので、まずそこを確定させる。そういう対応が実際の税金の計算より前にあるんですね。亡くなってから相続の申告期限まで10ヶ月しかありません。亡くなった後に、さあ相続の話をしましょうとなったところで、「どちらの出身ですか」「その実家は誰が継いでいるんですか」「それはちょっと問題ですね」という話からスタートすることが多いです。こういう案件はこれからどんどん増えてくるでしょうし、結構問題になってくるのではないでしょうか。

相続の案件以外でも、関東でお客様がいないのは今、栃木県だけです。お客様の対応は全て自分で行きます。基本的には職員には中を守ってもらって自分が行く。それが信条です。